目の症状・病気

まぶしい

まぶしい

暗いところから明るいところへ出ると誰でも眩しく感じるものですが、これは暗いところでは瞳が開いたり網膜が明るさを感知しやすい状態となったところ(暗順応)で、環境が変わったために光が眼に入りすぎてしまっておこる現象です。
それに対して、家の中にいても眩しい、一緒にいる家族や友人は何ともないのに自分だけ眩しい、といった症状は病気の可能性があります。
患者さんの数が多い「白内障」が原因であることが最も多いのですが、夏の日差しや夜間の運転時に対向車のヘッドライトが眩しく感じるといった方が多いです。
その他では、眼瞼痙攣や角膜のキズ(点状表層角膜症)、網膜色素変性症などの病気が原因でまぶしさを感じている方が、しばしばいらっしゃいます。サングラスをかけていれば大丈夫だから、と受診しないままで放置せず、きちんと眼科専門医を受診して診察をうけましょう。